呑気に笑いながら声をかけたウチューだったが、手を繋いだまま立ち尽くしている二人の顔色を見て、すぐに危急の事態だと悟ったらしい。
「………わかった、話は帰ってから聞く」
ウチューはそう言って出口に向かう。
セカイが頷いた。
それから、囁くように言う。
「もしかしたら、宿に帰るのもやめた方がいいかも………」
ウチューは目を半眼にしてセカイを見た。
「場所が割れてるかもしれない、と?」
「うん。そう思う」
「わかった、宿はやめよう。場所を移す」
セカイはこくんと頷いた。
「ねぇ、荷物はどうする?
宿に置いたままだけど」
「………そうだな、見張られてるかも知れない、諦めるしかないか………。
もし出来そうだったら、誰かに小遣いでもやって取りに行ってもらおう」
真剣な顔で話し合う二人を、チキュは口を開けて眺めていた。
「…………なぁ、そんなに危ない状況なのか?」
ウチューがチキュを見下ろしながら言う。
「ああ、わりとな。
………それも、帰ってから話すよ」
「………わかった、話は帰ってから聞く」
ウチューはそう言って出口に向かう。
セカイが頷いた。
それから、囁くように言う。
「もしかしたら、宿に帰るのもやめた方がいいかも………」
ウチューは目を半眼にしてセカイを見た。
「場所が割れてるかもしれない、と?」
「うん。そう思う」
「わかった、宿はやめよう。場所を移す」
セカイはこくんと頷いた。
「ねぇ、荷物はどうする?
宿に置いたままだけど」
「………そうだな、見張られてるかも知れない、諦めるしかないか………。
もし出来そうだったら、誰かに小遣いでもやって取りに行ってもらおう」
真剣な顔で話し合う二人を、チキュは口を開けて眺めていた。
「…………なぁ、そんなに危ない状況なのか?」
ウチューがチキュを見下ろしながら言う。
「ああ、わりとな。
………それも、帰ってから話すよ」



