天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

男はそんな二人の表情に関心も示さず、やりたい放題だ。




今度は空いた方の手でチキュの腰の辺りに手を這わせた。




「ぎゃっ! きもい!」とチキュが声を上げる。



セカイが男の手を掴んで止めさせようとしたが、男はくるりと身を翻し、逃れた。



薄い身体を確かめるように触れる。




「……あんた、細いなぁ。


俺は痩せてる女は嫌いなんだが。

やっぱり女は豊満なほうが触った時に気持がいいしな」




口許に笑みを浮かべながら、遠慮なく全身に手を滑らせる。




「………まぁ、あんたの場合はこれから成長するだろうし………。


可愛い顔してるし、肌がきれいだから触り心地も良さそうだし、将来有望だな。



今はただのがきんちょだが。

その変わり様を楽しみに、大人の女性になるまでを見守るってのも、なかなか粋だよな………」