天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

アイラル河畔のトーキ爺の家を夜のうちに出て、三人は南へと進路をとった。



目的地は、カルフィ港である。





そこには《海の民》が住んでいる。


彼らは海岸近くに住み、沖に出て付近の海で漁をして、港で海産物の取り引きをしている民族だ。







アイラルを出発してから、すでに二週間以上が経過していた。



彼らは、港に着いたらすぐに《海の民》の船に乗せてもらい、地国の西側へ向かうつもりである。




チキュには、「今まで東側ばかり回っていたから、たまには西に行ってみよう」と言ってあった。