にやりと右の口角を上げ、耳許で囁く。
「ーーー『エーテル』、だろ?」
キムロは驚きを隠さずに目を見開いた。
「………そ、その話、どこから………」
タツノが不敵な笑みを作った。
「ふん、俺を舐めてもらっちゃ困るな」
かつ、かつ、と爪先を鳴らしてキムロの前に回る。
「同じ天宮内にいるんだ。
本気を出せば情報なんていくらでも集められるさ。
父上様の企みにせよ、他の奴ら………たとえば、フジハの中納言殿の陰謀にせよ………ね」
キムロは目を上げ、タツノの闇色の瞳を見つめながら、訊ねる。
「………どこまで御存知なのですか」
「どこまで、って、どういう意味かな?」
問いに問いで返す。
「ーーー『エーテル』、だろ?」
キムロは驚きを隠さずに目を見開いた。
「………そ、その話、どこから………」
タツノが不敵な笑みを作った。
「ふん、俺を舐めてもらっちゃ困るな」
かつ、かつ、と爪先を鳴らしてキムロの前に回る。
「同じ天宮内にいるんだ。
本気を出せば情報なんていくらでも集められるさ。
父上様の企みにせよ、他の奴ら………たとえば、フジハの中納言殿の陰謀にせよ………ね」
キムロは目を上げ、タツノの闇色の瞳を見つめながら、訊ねる。
「………どこまで御存知なのですか」
「どこまで、って、どういう意味かな?」
問いに問いで返す。



