クオンは目を閉じ、はぁ、と溜息を洩らした。
ミチハは再び言葉を止める。
「………クオン様?」
しばらくするとまた、クオンの夜闇の瞳が現れ、凛とした煌めきをもってミチハを捉えた。
「………それ以上は結構です、ミチハ殿。
それ以上何を仰ったところで、私の考えは変わりません」
ミチハは眉根を寄せ、クオンの言葉を待つ。
「………私の妃は、光宮だけ………一人で充分なのです。
その他に望むものはない。
あなたが何を言おうが無駄です。
それでは、お引取りを」
クオンは毅然とした態度で、謁見の間の出入り口を指し示した。
ミチハは再び言葉を止める。
「………クオン様?」
しばらくするとまた、クオンの夜闇の瞳が現れ、凛とした煌めきをもってミチハを捉えた。
「………それ以上は結構です、ミチハ殿。
それ以上何を仰ったところで、私の考えは変わりません」
ミチハは眉根を寄せ、クオンの言葉を待つ。
「………私の妃は、光宮だけ………一人で充分なのです。
その他に望むものはない。
あなたが何を言おうが無駄です。
それでは、お引取りを」
クオンは毅然とした態度で、謁見の間の出入り口を指し示した。



