天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether

それまでの天貴人界の勢力分布は、古くから天皇に仕えてきたスガノ家に大きく偏っていた。


そのスガノ家から権力を奪うため、当時は参議であったカネハは、天皇家とフジハ家との姻戚関係を密にすることを考えた。



まずは娘のカルハを先々皇の次男・恵宮の正室として入内させた。




できれば世継ぎである長男・垣宮に嫁がせたかったのだが、当時の政界はスガノ家の天下である。


垣宮にはスガノ家の姫、当時の太政大臣の娘が輿入れした。


(ちなみにこの姫は、現参議ムラノの姉である。)



その後カネハは、娘のカルハが産んだ娘二人、アサハとユウハを、天皇(もとの垣宮)の皇子である正宮と鳴宮(後の今上天皇)にそれぞれ嫁がせた。