ソメコに促されるままに、アスカは扉を開けた。
中の二人は、まだアスカの来訪には気づいていない。
寝台の傍らの椅子に座るクオンの、凛々しい背中が見えた。
そしてその向こう。
頬を仄かに桜色に染めたミカゲの姿が目に入った。
うっとりとクオンを見つめ、咲き誇るような笑みを浮かべている。
華奢な手を包んだクオンの手に、ふっと視線を落とした時の首筋が、目映いほど美しかった。
(……あんなミカゲ、見たことないな)
明らかに、アスカに見せる姿とは異なっていた。
アスカはしばらく二人の様子を見つめていた。
クオンがおもむろにミカゲの髪を梳くように撫でると、ミカゲは嬉しそうに相好を崩した。
ふっと吐息をついて、アスカは静かに扉を閉める。
そのまま、「どうなさいました?」と目を丸くして見送るソメコを後に、立ち去った。
中の二人は、まだアスカの来訪には気づいていない。
寝台の傍らの椅子に座るクオンの、凛々しい背中が見えた。
そしてその向こう。
頬を仄かに桜色に染めたミカゲの姿が目に入った。
うっとりとクオンを見つめ、咲き誇るような笑みを浮かべている。
華奢な手を包んだクオンの手に、ふっと視線を落とした時の首筋が、目映いほど美しかった。
(……あんなミカゲ、見たことないな)
明らかに、アスカに見せる姿とは異なっていた。
アスカはしばらく二人の様子を見つめていた。
クオンがおもむろにミカゲの髪を梳くように撫でると、ミカゲは嬉しそうに相好を崩した。
ふっと吐息をついて、アスカは静かに扉を閉める。
そのまま、「どうなさいました?」と目を丸くして見送るソメコを後に、立ち去った。



