アスカは今もまた、ミカゲの元へ向かっている。
天宮の奥深く、皇族の部屋が並ぶ長い回廊に、少し小走りのアスカの足音が響いている。
目的の区域に辿り着き、アスカは足を止めた。
もしかしたら寝ているかもしれないと考え、控え目に扉を叩く。
すると、控えの間から女官が出てきた。
「あら、空宮さま」
「あ、ソメコ。お見舞いに来たよ」
人懐こい笑顔でアスカが言う。
ソメコも笑って小さく頷いた。
「ただ今、時宮さまも見えてますよ」
それを聞いてアスカは少し戸惑った。
「………そう、兄上、来てるの」
迷うように佇んでいるアスカに、ソメコは不思議そうな顔をする。
「あら、入ればよろしいですのに。
時宮さまも、空宮さまがいらしたら案内すればいいと仰言っていましたよ」
天宮の奥深く、皇族の部屋が並ぶ長い回廊に、少し小走りのアスカの足音が響いている。
目的の区域に辿り着き、アスカは足を止めた。
もしかしたら寝ているかもしれないと考え、控え目に扉を叩く。
すると、控えの間から女官が出てきた。
「あら、空宮さま」
「あ、ソメコ。お見舞いに来たよ」
人懐こい笑顔でアスカが言う。
ソメコも笑って小さく頷いた。
「ただ今、時宮さまも見えてますよ」
それを聞いてアスカは少し戸惑った。
「………そう、兄上、来てるの」
迷うように佇んでいるアスカに、ソメコは不思議そうな顔をする。
「あら、入ればよろしいですのに。
時宮さまも、空宮さまがいらしたら案内すればいいと仰言っていましたよ」



