天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether









アスカは、ここのところ毎日、しかも一日に数回、ミカゲを見舞っていた。





発熱してから、もう一週間以上が経っている。


しかし微熱がまだ続いており、特に夜になると熱は高くなる。




毎晩のように熱に魘されて寝付けず、昼間もだるそうに身体を横たえたままのミカゲ。



その姿を見るたびに、何かいつもの病気とは違うのではないかと、アスカは心配していた。



昨夜もミカゲの部屋へ訪れ、彼女が寝入るまでずっと側についていた。






婚約者であるクオンは、公務のため思うようにはミカゲのもとへ行けないという。


その代わりといっては何だが、せめて自分だけはと、アスカは気負っているのだ。