ーーー手を繋いで、ゆっくりと歩を進める二人。
その後ろに、一人の男が忍び寄っていた。
真っ黒な外套で全身を覆い隠し、鋭く観察するような目付きで見つめている。
しばらく距離を保っていたが、意を決したように大股で二人に近づいた。
「ーーーすみません。
少し、伺いたいことがあるのですが」
「はい?」
突然声をかけられて、チキュが眉を上げて振り返った。
セカイもゆっくり振り向く。
「………あ、道っすか?
すんません、オレたち昨日アイラルに来たばっかで。
全然くわしくないんすよ」
チキュが掌を振りながらそう言うと、男は「いいえ、違うんです」と答えた。
「つかぬことを伺いますが。
あなたがたのどちらか。
………身体のどこかに、物心ついたころからの傷、などありませんか」
「ーーーーーは??」
チキュはぽかんと口を開いた。
セカイは無言で怪訝そうに男を見る。
その後ろに、一人の男が忍び寄っていた。
真っ黒な外套で全身を覆い隠し、鋭く観察するような目付きで見つめている。
しばらく距離を保っていたが、意を決したように大股で二人に近づいた。
「ーーーすみません。
少し、伺いたいことがあるのですが」
「はい?」
突然声をかけられて、チキュが眉を上げて振り返った。
セカイもゆっくり振り向く。
「………あ、道っすか?
すんません、オレたち昨日アイラルに来たばっかで。
全然くわしくないんすよ」
チキュが掌を振りながらそう言うと、男は「いいえ、違うんです」と答えた。
「つかぬことを伺いますが。
あなたがたのどちらか。
………身体のどこかに、物心ついたころからの傷、などありませんか」
「ーーーーーは??」
チキュはぽかんと口を開いた。
セカイは無言で怪訝そうに男を見る。



