その様子にいち早くセカイが気づき、顔を覗き込む。
「………チキュ、どうかした?」
しかし、返事がない。
「チキュ? 大丈夫か?」
ウチューも心配そうに声をかける。
チキュは力なく顔を上げた。
先程とは打って変わって蒼白な顔である。
「……………き、もち悪い………」
「えぇっ!? ど、どうした!」
「うぇ〜、吐きそ………」
チキュは口元に手を当て、舟の外に身を乗り出した。
「船酔いだろうなぁ」とトーキ爺が言うと、ニコが驚いて目を丸くする。
「えっ、今ごろ!?
気付くの遅くない!?
どんだけアホなのよ!」
「まったくだな……」
トーキ爺は苦笑した。
「よし、とりあえず急いで家に戻るか」
しかし、チキュは横に首を振る。
「む、むり………。
これ以上、乗ってられない………」
そう言って、突如、ぽろりと舟から転がり落ちた。
「………チキュ、どうかした?」
しかし、返事がない。
「チキュ? 大丈夫か?」
ウチューも心配そうに声をかける。
チキュは力なく顔を上げた。
先程とは打って変わって蒼白な顔である。
「……………き、もち悪い………」
「えぇっ!? ど、どうした!」
「うぇ〜、吐きそ………」
チキュは口元に手を当て、舟の外に身を乗り出した。
「船酔いだろうなぁ」とトーキ爺が言うと、ニコが驚いて目を丸くする。
「えっ、今ごろ!?
気付くの遅くない!?
どんだけアホなのよ!」
「まったくだな……」
トーキ爺は苦笑した。
「よし、とりあえず急いで家に戻るか」
しかし、チキュは横に首を振る。
「む、むり………。
これ以上、乗ってられない………」
そう言って、突如、ぽろりと舟から転がり落ちた。



