積荷を減らしてしまったのでは、たくさん売ったところで利益が減るのは変わらない。
なのだが、チキュの勢いに押されてしまい、トーキ爺は頷くしかなかった。
「わかったよ、頼んだぞ、チキュ」
「よっしゃぁ、そう来なくっちゃ!」
チキュは満面の笑みだ。
ニコも「やったぁ!!」と飛び跳ねている。
「よし、じゃあ。
売れ残りの商品でも持っていくかな。
それを売り切ってくれよ!!」
トーキ爺が言うと、チキュは「任せときな!」と大きく頷いた。
ここまでのやりとりを黙って聞いていたセカイは、「また適当なこと言って………」という顔でチキュを見る。
「なんだよセカイ。
なんか言いたいことあんのか?」
チキュが喧嘩腰で問いかけると、セカイが小さな声で答える。
「………物を売ったことなんかないのに、任せときな、なんて気軽に言っちゃって………。
ほんとに大丈夫なの?
すぅぐ調子に乗るんだから………」
「んなっ、大丈夫だよ!
なんか大丈夫な気がするんだよ!!
お客さんががんがん買ってくれるような予感が!!」
「ほんと、口から先に生まれて来たって言葉は、チキュのためにあるみたいだね………。
そもそも、トーキ爺が何を売ってるか知ってるの?」
そうセカイに言われ、チキュが目を丸くする。
「あっ、そー言えば知らねえ!
おーい、爺さん爺さんっ!」
慌しくトーキ爺のもとへ駆け寄るチキュに、セカイとウチューは顔を見合わせて溜息を吐くのだった。
なのだが、チキュの勢いに押されてしまい、トーキ爺は頷くしかなかった。
「わかったよ、頼んだぞ、チキュ」
「よっしゃぁ、そう来なくっちゃ!」
チキュは満面の笑みだ。
ニコも「やったぁ!!」と飛び跳ねている。
「よし、じゃあ。
売れ残りの商品でも持っていくかな。
それを売り切ってくれよ!!」
トーキ爺が言うと、チキュは「任せときな!」と大きく頷いた。
ここまでのやりとりを黙って聞いていたセカイは、「また適当なこと言って………」という顔でチキュを見る。
「なんだよセカイ。
なんか言いたいことあんのか?」
チキュが喧嘩腰で問いかけると、セカイが小さな声で答える。
「………物を売ったことなんかないのに、任せときな、なんて気軽に言っちゃって………。
ほんとに大丈夫なの?
すぅぐ調子に乗るんだから………」
「んなっ、大丈夫だよ!
なんか大丈夫な気がするんだよ!!
お客さんががんがん買ってくれるような予感が!!」
「ほんと、口から先に生まれて来たって言葉は、チキュのためにあるみたいだね………。
そもそも、トーキ爺が何を売ってるか知ってるの?」
そうセカイに言われ、チキュが目を丸くする。
「あっ、そー言えば知らねえ!
おーい、爺さん爺さんっ!」
慌しくトーキ爺のもとへ駆け寄るチキュに、セカイとウチューは顔を見合わせて溜息を吐くのだった。



