「……そうか」
ウチューはセカイの視線から逃れるように、煙草にぽっと火を点ける。
そしち、チキュの寝顔に目を向けた。
ふぅ、と煙を吐き出す。
「やっぱり、変だったか」
「……うん。
あまりにも急だったし。
すごくばたばたしてたから」
「ああ……」
「チキュが気付くくらいだからね、相当だよ」
セカイは、目を逸らさない。
「………ねぇ、ウチュー。
僕たちは、ずっと旅を続けてきたよね」
確かめるように言葉を区切りながら話す。
「なんで、一つの所に住み続けないの?
それは、ただのウチューの気紛れではないでしょう?」
真っ直ぐな眼差しと、真っ直ぐな言葉。
ターバンを外した、頭髪のない滑らかな頭に、ウチューは手を当てた。
「うーん。セカイ。
相変わらず直球だなぁ………」
困ったように眉間に皺を寄せる。
気持ちを落ち着かせるように、一口果実酒を飲み込んだ。
セカイは、その睫毛のない一重瞼を、じいっと見つめていた。
ウチューはそれ以上なにも言わない。
ウチューはセカイの視線から逃れるように、煙草にぽっと火を点ける。
そしち、チキュの寝顔に目を向けた。
ふぅ、と煙を吐き出す。
「やっぱり、変だったか」
「……うん。
あまりにも急だったし。
すごくばたばたしてたから」
「ああ……」
「チキュが気付くくらいだからね、相当だよ」
セカイは、目を逸らさない。
「………ねぇ、ウチュー。
僕たちは、ずっと旅を続けてきたよね」
確かめるように言葉を区切りながら話す。
「なんで、一つの所に住み続けないの?
それは、ただのウチューの気紛れではないでしょう?」
真っ直ぐな眼差しと、真っ直ぐな言葉。
ターバンを外した、頭髪のない滑らかな頭に、ウチューは手を当てた。
「うーん。セカイ。
相変わらず直球だなぁ………」
困ったように眉間に皺を寄せる。
気持ちを落ち着かせるように、一口果実酒を飲み込んだ。
セカイは、その睫毛のない一重瞼を、じいっと見つめていた。
ウチューはそれ以上なにも言わない。



