天と地の叙事詩Ⅰ Epic of the Ether




その時、小包みの中からだろうか、何かがぽろりと落ち、床を弾いて、かしゃーんと鋭い音を立てた。


女は立ち止まりかけたが、思い直したようにまた先を急いだ。




気の遠くなるほど長い廊の果ては、行き止まりだった。


立ちつくす女の前に、大きな窓がある。




背後からは大勢の足音、そして怒号。