俺は父さんと一緒に霊安室へ向かった。 中にはじいちゃんとばあちゃんが憔悴しきった顔で椅子に座っていて。 中央に白い布を肩まで掛けた母さんが目を閉じて横たわっていた。 幸いにも顔は無傷で、ただ眠ってるだけのように見える。 なのに、母さんの頬も手も… 全てが冷たくて… 止まったはずの涙が、青白くなった母さんの額に落ちた。 ねぇ、母さん… 謝りたいことがあるんだ… 言いたいことがまだまだ沢山あるんだよ… 俺が手も腕も頬も背中も摩って温めるから… 目を覚ましてよ、母さん……