『えー、今日は疲れてるの~!!明日にしようよー』 いつもだったら笑顔でそう返せるのに。 だけど、今日のあたしにそんな余裕はなかった。 「……本当に疲れてるんだってば」 もう何の言葉も発したくないほどに疲れ果てていたけれど、何とかそう告げ、階段に向かって歩き出す。 「里桜、待って」 だけど、お母さんは再びあたしを引き止めた。 その瞬間、自分の中でせき止めていた感情が胃の奥の方から込み上げてくるような気がした。