Ending Note



スルーされるかもと思ったけれど、意外にも返事はすぐに来た。



【分かった】




絵文字も何もない短い返事だったけれど、裕貴先輩がきちんと返してくれたことが嬉しい。



スマホをバッグにしまおうとしたときに、ふとママの顔が浮かんだ。



「…………」



メール画面を開いて、あたしはママに短い一言を送った。



【母上、娘は頑張ります】



たった一言。

けれど現状を考えれば、ママだって何を頑張るのか分かるはず。



【今晩はやけ酒するか!】



「………ったく」



応援しているのかと思いきや、残念な結果になるってすでに決めつけているママ。

未成年とやけ酒って何を考えてんだか。

あたしは呆れ気味にため息をつきながらスマホをしまった。