『ツグミさん……』

小さな声で金髪の
男の皮スーツをみにまとったあの少女、いや娘が話しかける。


彼女の名前は
私が新しくつけて
今はハヅキという名前だ。

私は森へ行く前に念のために姉の身辺をばれないように皮スーツをきながら探ることをハヅキに任せていた。そして唯一ある携帯でハヅキから姉が動いたときき戻ってきた。