『あの少女がなくなっていたとするならばだれがスーツを着ているんだ……。』


ツグミはぶつぶつと
独り言を言いながら考え込む。


人皮のスーツがばれる恐れがあるため、少女に
依頼されたことも人の皮を剥ぐ仕事の話もできない。



ツグミは
しばらく考えある結論に達した。


彼女が死んで
死者の状態で眼球を
取り除くことは
できない。


あのとき母親は
私が始末していたから
考えられるのは



妹と姉はグルだと
言うことだ。


電気を拾いやすい
霊なら電気家電の
テレビで5のビデオを
簡単に流せるはずだ。


本体は
警察にあったとしても
少女は自分が殺された記憶を何度も映像化し
焼き付けることができるかもしれない。



とかんがえたが
私には無理がある。