『あれ、私が置いていったの。』
『『はっ!?』』
ツグミが発した一言で
彼らがビックリしている。
『5本目は見ない方がいいと思ったから』
ツグミがそう言って
彼らは怒りを持ちながらも自分らを情けなく思った。
『それより亡くなった3人に共通してるのは?』
ツグミが彼らに問いかける。
ちょうどそのころ、
立ち入り禁止にされ
3人目の人がころされた場所からクロが出てきた。
『よくやったぞ。ちゃんと盗聴したか?クロは夜に仕事するほうが向いてるな。』
とツグミは言いながら
クロの首輪についている
盗聴機を外した。
『これで詳しいことがわかる。んで共通点は?』
と彼らにふった。
『えぇと……たしかみんな夜に殺されてる……』
『たったそれだけかよ……。ひとまずさ私の近くに二人ともいな。』
そう言いながら
なぜかリーダーの家に
居候するツグミ。
ツグミは一様男性用の一皮スーツを着ているから
彼らは男だと思っている。

