ﾂｸﾞﾐが外から様子を見るなかあの５人の
若者のうち、
すでに３人がなくなっていた。
３人目の被害で
ﾂｸﾞﾐはようやく彼らと
遭遇した。
まだ生き残っている
２人がﾂｸﾞﾐの隣で泣いていたからだ。
ﾂｸﾞﾐはその隣に
いる彼らに聞いたのだ。
リーダー格の男は
まだ生きているみたいだ。
『何があった？』
ﾂｸﾞﾐはそのリーダーのような存在である彼から全ての事情を聞いた。
『やはり、ｸﾛが鳴いた通りあれは死するビデオか……。』
ﾂｸﾞﾐがいった
その言葉をきいた
二人が眉間にシワをよせる。
『ビデオ、知ってるんですか？』
彼らがﾂｸﾞﾐをみてそう言った。
