処置室は
ここだという住居を
構えていない。


剥がす作業を行う場所は
てんてんとしている。


依頼人は
クロを通してだ。


依頼人は
クロに依頼文を


加えさせて、


クロはそれを
私に渡す。


私の仕事はまだ終わらない。


男の元から離れ、私の手元にある髪のついた血みどろの頭皮を乾かし、


それをプラスチックケースにいれクロの首輪に
つける。


クロは
依頼人のとこへいくと
依頼物が入ったケースと交換してロッカーの鍵を首輪につけられる。


その鍵を使って
ロッカーにある金額を
もらい任務が完了する。



私とクロはこうして
9歳から今までこうして
生きてきた。