バスローブをみにまとったターゲットは
眠り、床へと倒れた。
『貴様の接吻はムシズがはしる。』
私はそう言い捨て、土足のまま部屋に上がると
水道で口をゆすぎ、
手で唇についた
水気をぬぐい去る。
カバンに
隠れていたクロを
解放し、
浴室へといくと
ターゲットを引きづりながら準備を始める。
人皮のスーツが
汚れぬように
スーツを脱ぐ。
『いつみてもいい女。そう言われたい。』
と呟きながら
剥ぎ取りを始める。
ターゲットはまだ眠っているから、まずは
殺すか。
彼女は母親の皮がほしい。といっていた。
殺さなければ、
皮スーツは作れない。