早速雪だるまを作ろうと試みた。

思ったよりもうまく出来なくて、何回もコロコロコロコロと転がす。

石が入った時は綺麗に取り除いた。

そして、後は頭を本体乗せるだけになった…

のに、

「…重くて乗らない…」

雪だるまの頭部が重くて乗らない。

ううん、むしろ持ち上げられない。

「…どうしよう…」

せっかく作ったのに…。

頭と本体が分別してるなんて………。

「グロい…」

雪だるまを人間に置き換えて考えたらグロくなってきた。

いや、むしろ雪だるまさんに呪われてしまう!

…中途半端に作りやがってー!お前もこうしてやるーー!的な!

…「おえ…」

そんなことを考えたらどんどんグロテスクになってゆく。

「大変だ!誰かに乗せてもらわないと!」

そう言い残してその場を去った。

向かうは力がある人の部屋!