*。・゜例え記憶をなくしても゜・。*【番外編追加中&リク受付中】

「取り敢えず、名はなんだ」

刀をしまって鬼さんが聞く。

チッ偉そうにあぐらかきやがって。

とゆうか・・・いつの間に座ったんだ?と疑問を持ちながらも鬼さんの正面に座る。

「知らないと何回言えばわかるんですか・・・」

少しうざったそうに言う。

「知るか。」

鬼さんは投げやりな態度で言う。

「くそ鬼が・・・・。」

とポツリとつぶやくと

「悪かったな」と嫌味の入った声が聞こえた。

「あ・・・聞こえてました?」

てへっと舌をだすと、

「男が男に媚を売ろうとするな。
むなくそわりい」

「・・・鏡みせてもらってもいいですか?」

2回も男呼ばわりされ、そんなに不細工なのか?と思ったあたしは、鬼さんにそう頼む。

少し怪訝そうな顔をされたけど、しぶしぶ貸してくれた。