アヤカシとキツネさん

そういえば…


その耳と尻尾で?


あぁ、私が見えてるだけで、他の人には見えないのかな。


そんな事を考えていると、いきなり――ブワッと炎に包まれる子狐。



「わっ!?」



すると、可愛い人間の男の子が現れた――…耳も尻尾もない、服装も普通の、少年。



「完璧?」



フフンと得意げに笑う子狐、いや、少年。



「う…うん」



「行こっ!」