アヤカシとキツネさん

ぶわっと、子狐の目が潤み、涙でいっぱいになる。



「ぼ、ぼくが、いしっ…なげ、たからああっ!ふええええっ!ごめんなさいいいいっ!」



また大泣きする子狐。



「や、違う!違うよ!?」



ボフンボボボフンッ!

叩くように頭を撫でてしまうが、気にしない。


泣くな!



「…っ……ほんと?」



「うん…!(まあ君のせいといえばそうだけど私の不注意だし)」



「うー…っ」



眉を寄せて疑いの眼差しを向ける子狐。