長谷部くんは、そう呟き、なぜかふてくされている相澤くんを見て肩を落とした。 『ま、いいけど、はやく仲直りしろよ?』 『…うん』 私は、長谷部くんに向かってコクリと頷いた。 よし!!ここは、私から話しかけるべきだよね! そう気合いを入れて、拳を握る私。 家に帰ったらきちんと話し合わなきゃ!