相澤くんとの49日



『なんで、相澤くんがここに…』


目をパチクリさせる私に相澤くんは、歩み寄る。



『そんなことより、お前はアホか!?何簡単に死神と契約しようとしてんだよ!』




ビクッ




こ、こわっ…



今まで相澤くんに怒鳴られたことがなかった。


たぶん、いや、きっと、相澤くんに心配をかけてしまったらしい。




すると、突然、




『で、幽霊くんが何でこんなとこいんのかな?てか、ボクの花嫁にきやすく話しかけないでくれる?』




今まで黙っていたハルが口を開いた。