相澤くんとの49日



ハルが近付いてくるのを私は、ジッと見つめる。




…私、これからどうなっちゃうんだろう




そんな不安が頭をよぎった。



そして、ハルの手が私に伸びてきた時、




『詩音!!』



誰かが私の名前を呼ぶ声が聞こえる。



この声って…もしかして…



私がバッと勢いよく振り返るとそこには…



『相澤くん…』




焦ったような表情の相澤くんの姿が見えた。