『そう、条件。ボクだって仕事だからね、そう簡単には仕事放棄なんてできないし』 まぁ、言われてみればそうだけど…死神のハルからの条件なんて… 私は、考えただけで、背筋が凍った。 『どんな条件なの?』 『ん、簡単だよ?詩音にボクの花嫁になってもらいたいんだ』 『……は?』