昼は桜女学院と言うところに通っている。


昼の私は作り笑顔を周りに振りまいて、
礼儀正しくし、先生からの信頼も得ている。


だが、周りの生徒が私に喋りかけるのは
“神無月 婭緒葉”としてで無く、




“神無月”の名しか見られていない。


陰では、捨て子だったとかただ“神無月財閥”に引き取られただけなのに調子乗るなだとか様々な陰口が言われている。