あの日から透馬達とは一言も喋っていない。すれ違っても目さえ合わせないようにしていた。


そう。
これで良かったんだ、これで。

あの日から私は1人でいる事が多くなった。

1人は嫌だ。


でも、しょうがないんだよ。
私は、汚い人間なのだから。

誰も、もう傷つけさせたくない。