_透馬 side_ 倉庫。 その言葉を大河が言った時、婭緒葉が一瞬ピクッと震えた気がした。 俺の見間違いかもしれかいが、 婭緒葉についてこれだけは言える。 【婭緒葉は、何かを隠してる。 そう、彼女の中に闇がありそして、それは俺たちが簡単に踏み込んではいけない。 分厚く高い壁が張り巡らされている。 そして、その壁を土足で踏み込んだら彼女はどうなってしまうのだろうか。】 と。