そして、何故か透馬達の乗る車に押し込まれた。


遼也「そんな、緊張しなくてもいいよ。それに、楽にしといてくれてもいいんだよ?」


婭緒葉「何処に向かってるんですか?」


大河「言わんかったっけ?倉庫や、倉庫。」






倉庫。
その言葉を聞いて一瞬心臓がドクンと打った。

でも、それは一瞬だった為、透馬達には気付かれてないと思う。


あいつは此処にはいない。
そう、頭の中でリピートして、落ち着かせた。




透馬に、気付かれてるとも知らず。