仁矢「婭緒葉に会うのはあの夏以来だよな〜。」


こんな奴が兄なんて嫌だ。
実の両親も兄ばかりで、私にはこれっぽっちも愛情を注いで貰った事なんてない。


両親は私を捨て、兄だけを愛した。


婭緒葉「……………。」


仁矢「なんか答えろよ!
俺に逆らうのか?逆らうのならあいつらがどうなってもいいよな?」


婭緒葉「やめて!
お願いそれだけは、やめて!」

仁矢「なら、俺の言う事聞けよ。」