_幹部 side_


彼女がいなくなって1〜2週間たった頃、
透馬の誕生日とクリスマスイブの暴走が始まった。

透馬は彼女の事がまだ好きなのだろうか。

でも、何故彼女が自ら情報を流しているなんて言ったんだろう。

隠そうと思えばいくらでも隠せたはずだし、嘘を吐いたらよかったものの。


謎に包まれ、真相が分からない。
彼女本人に聞いたら早い話だが、それを透馬は許さない。