その日、倉庫に行き杏奈が龍姫になる事が決まった。下っ端達にもちゃんと挨拶をして、認められた。


杏奈って子が龍姫になって、1週間くらいたった頃、透馬にベタベタと触るようになった。

それに、わたしがいつも座ってる透馬の横の椅子に座ってる。

幹部達は、複雑そうな顔をしてる。


透馬の横の椅子に座れるのは透馬の彼女、もしくは気に入った女しか座れないからだ。彼女は、そこに座る意味を知らないから無闇に怒れない。


その光景を見るのが辛くなったから、
私は、裏口の非常階段のところに向かった。