後日、大河は弟に会いに行ったそうだ。 弟も大河と一緒に住みたいと言い、渋々親戚は一緒に住む事を許可したらしい。 “お前のお陰で弟と一緒に住む事を許して貰えたから、お前の事認める”って言ってくれた。 大河はあの日交わした条件は無かった事にしようと言った。 その時は、“分かった”と了承した。 でも、私は龍呀と離れる決心がもう既についていた事に誰も気づかない。