昼過ぎになり、大河のバイクに乗った。
乗った途端発進した。

いきなりの事で驚いて大河に抱きついた。後ろで透馬や遼也、遥、港の4人が叫んでるけど、詳しくは聞こえない。


少しして、速度が落ちた。

婭緒葉「大河どうしたの?」

大河は何がと答えた。
でも、大河の背中からは悲しみ、そして憎しみの感情が伝わってきた。




私は思った。
残りある時間、龍呀の人達を少しでも多く闇から救い出したいと。

今日は大河を救おうと思った。
救えるかは分からないけれど、やってみる価値はあると思う。