透馬「ふっ。」

婭緒葉「笑うな!」


透馬「お休み、婭緒葉。」





ーチュッ


今、私、透馬にキスされた。
しかも、不意打ちで。



婭緒葉「なんで、いきなり?」

透馬「お休みのキスだよ。」



そう言うと、彼は寝てしまった。
相当、疲れているように私は見えた。


彼は、1人で何でも抱え込んでしまう。

だから、私が少しでも彼の中にある“何か”を取り除けたらいいなと思った。