_透馬 side_ 帰る時、婭緒葉が俺の服の袖を掴んだ。 その時の婭緒葉の顔が今でも忘れられない。あの、切なく、泣きそうな顔を。 今日は、婭緒葉んちに泊めさせてもらおうか。遼也には明日倉庫に行かない事をメールしといた。 バイク置き場にバイクを止め、婭緒葉のとこに向かったんだが、さっきのところに婭緒葉の姿がなかった。 あいつ、先帰りやがった。 急いで後を追うと、エレベーターが閉まる時婭緒葉の姿が見えた。急いでエレベーターに乗った。 お仕置き、してやらねぇーといけないな。