ートントンッ


玲斗「入って来い。」

婭緒葉「失礼します。」



優香「そこに座って。」


私は言われるがまま座った。





玲斗「突然なんだが、婭緒葉には転校して貰おうと思っているんだ。」

婭緒葉「何故ですか?」


優香「高校は自由に過ごして欲しいのよ。桜女学院は幼稚園、小学校、中学校とエスカレーター式じゃない。


だから、高校は婭緒葉のしたいようにすればいいわ。」

婭緒葉「そうですか。

ところで、転校先は何処になるんですか?」