透馬「何、“1人”で帰ろうとしてんだよ。
バイク置き場にバイク置きに行って戻ったら婭緒葉いないし。」

婭緒葉「透馬…なんで?」


透馬「1人が寂しいんだろ?
だから、帰る時に俺の服の袖、掴んだんだろ?」

彼は、私の事を分かってくれている。
そして、私の事をなんでも知っている。

婭緒葉「…でも……。」

その後に、迷惑なんじゃないの?と聞こうとしたけど、言えなかった。
その代わりに、透馬に抱きしめられている。



透馬「寂しいんなら、寂しいって言え。
今日は、一緒にいてやるから。」

婭緒葉「あ、ありがと。」