遥「……………。」 遥は、婭緒葉を優しかった頃の母親と被せている。だから、遼也は遥と婭緒葉が傷付かないように言っているんだ。 透馬「俺、下に行って婭緒葉連れて来るわ。」 そう言い残して、部屋を出た。 この気持ちを、いつか婭緒葉に伝えたい。 でも、もし断わられても婭緒葉を責める事はしない。 けれど、関係が崩れてしまったらと思うと、少し怖い。