とにかく、大河から腕を放してもらわないと困る!


婭緒葉「大河、腕放して?」

声を掛けてもやはり反応がない。
こりゃ、完全に酔ってんな。

無理やり腕を放そうとしたら、またもやキスされた。

今日、何回私はキスされんだよっと心の中で呟いていた。

婭緒葉「…ちょ………大…河?」

声を掛けて反応があったかと思うと、何故か後頭部をがっしり掴まれていて身動きが取れない状態だ。

そのまま、またキスされる。
今度は、何故か長い。

私はこういう事慣れてないから、息がもたない。そして、口を開け息を吸おうとしたら、今度は大河の舌が入ってきた。