そして、優しく頭を撫でて抱きしめてあげた。


遥「……婭緒…葉?」

婭緒葉「遥。もう大丈夫だよ。
私は、いなくなったりはしないよ。」


今は、まだ遥の側にいられる。
だから、今だけは遥の中の闇を少しずつでも取り除いていけたらと、思った。



遥「朝…いつも起きると仲間が僕の前からいなくなったらって思ってしまうんだ。

でも、透馬達はこの事を知っているから朝起きる時は必ず誰かいてくれるんだ。

婭緒葉、朝から迷惑かけてごめんね。」