でも、何かの歌が聴こえてきたので目が覚めた。 ベランダで婭緒葉が椅子に座りながら歌を歌っていた。 でも、その歌は切なく悲しい曲に僕は聴こえた。 婭緒葉は僕が起きてる事は知らないし、 僕が此処で聴いてる事も知らないのだろう。 女嫌いな僕だけど、 僕は婭緒葉を護ってやりたいと思った。