遥が拗ねてる。 ほっぺ膨らまして。 それを、可愛いって表現以外にどうやって表せと言うのやら。 婭緒葉「遥、ごめん。」 そして、撫で撫でしたら遥は気持ち良さそうにベッドに横になって寝た。 まだ春と言っても夜は冷え込む。 だから、私は、遥に布団をかけた。 遥が一定のリズムで呼吸をしてるのを確かめ、私は、ベランダに出た。