母「遥。9歳の誕生日おめでと。」

遥「ありがとう!」


母「でね、遥に誕生日プレゼントがあるの。」

遥「何?」


その時、リビングのドアが開いた。
そこには、何人かの女が立っていた。


母「この人達はね、私が働いてる水商売の人達で、友達なの。

誕生日プレゼントはこの人達よ。」


遥「えっ?」

この時思ったんだ。
俺の母親は何言ってんだって。

でも、直ぐに理解出来た。
母は俺をこの女達に売ったんだって。